金曜日に突然入ってきた保護依頼。
知り合いの知り合いということで、夕方捕獲器を持っていきました。


なんとお父さんらしき猫が一番に入ってしまいました。
夜に2台の捕獲器をお届け。
早朝にかけてもらい子猫2匹が入りました。
あとはお母さん用にもう一台必要なので翌朝お届けしました。
子猫はもう１匹いてすぐに入り、３台の捕獲器の猫を小ゲージにまとめてお父さんも一緒に病院に搬送しました。
ほどなくお母さん猫も入り、カポネのトライアルお届けの前に寄ってお母さんを引き取って病院に搬送と目が回る忙しさでした。


子猫たちは預かり先に届けましたが、昨日は朝ごはんも食べなくて目も開きにくそうということで見にいきました。
明らかに異常です。このサイズではあっという間亡くなることも珍しくはありません。
熱は４０度を軽く超えて３匹緊急入院しました。

ゲージに入れた時がこの写真です。
白キジ２匹にキジ白１匹。
体重は６００ｇ代で痩せています。
インターフェロンを打って治療だそうで、前日に打ったワクチンは効果がなくなるそうです。
ワクチンはもう一回打てばいいけど死んでしまったら話になりません。
３匹別々にして食事や排便の管理をして治療するそうです。
頑張ってほしいです。
退院後はこちらで引き取って体調に合わせて里親様を探していきます。




この子たちのパパは

リリースしました。
よれよれな感じで後ろ髪をひかれましたが、保護は厳しいです。
捕獲器を開けるとのろのろしながら出て一度振り返りました。
ごめんね、ご飯もらえるみたいだからまたここにおいでね。



ママは

７，８歳？　のらちゃんなのでボロボロで黄疸や腎臓系、歯肉の浮きなど飼い猫なら治療レベルだそうで、とりあえず２階のゲージにて保護しています。
段ボールに引きこもっていますがご飯は食べだしています。トイレも使えました。
夜中と明け方にガサゴソしています。
でも鳴くことは一切ありません。声が出ないのでしょうか。
去年４月に２㎏しかなくてリリースできなかったみかちゃんもいます。
みかちゃんはコロコロになっています。でも触れませんが。



昨日相談のあった案件、勤務先の工場の経営者が猫に餌をあげて、どんどん増えているそうです。
この相談者さんが経営者に掛け合ってもらちが明かずほかの従業員も無関心。
お一人で何匹化保護されたりしたそうですが、ここまで増えてしまいどうしようもなく病院の張り紙を見てお電話されたそうです。


ママ猫が４匹、子猫２０匹？　妊娠猫もいるそうです。
とても一人で抱えられる案件ではなく、取り急ぎ保健所に電話相談してもらうことにしました。
捕獲器をそろえたり、病院に予約を入れたり子猫の預かり先も確保しなくてはいけません。

子猫を保護するには今いる子猫にご縁をつなげて「空き」を作らなければこれ以上の保護は共倒れになります。
医療費や子猫のフードなど今月はすごい金額になっています。


まずは現場に下見に行って経営者を説得してサポーター登録をしてもらいＴＮＲに向けて動くしかないですね。


このブログを読んでくださっていらっしゃる皆様のお知り合いで猫を飼いたい方、子猫を預かれる方がいらしたらぜひご連絡ください。


しずくくんのママさんからゲージを頂けることになりました。
助かります！
子猫フードご支援いただけるとありがたいです。
カルカンパウチ、どの子もよく食べます。


昨夜は芳松君、結羽ちゃんのママさんからロイカナのＩＤフードや缶詰、ペット用ウエットテイッシュなどたくさんいただきました。
チェロちゃんそらくんママさんからもいろいろなふーどを頂戴しました！
はるたくんももたくんのおうちからもフードを頂きました！！
本当にありがとうございます！！




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