先週日曜日に山梨県堺に近いある集落の個人宅にて避妊去勢手術のために捕獲した３匹。
術後月曜日に餌やりが最後に捕まった子猫１匹を連れてきがてら手術済みの３匹を引き取ってリリースするということになりました。

平日はフルで仕事なので私が病院に迎えに行けるのは夜２０時になってしまいます。
それからあそこまで行くと２１時近く。
仕事で何年も一緒に仕事をしている人の知り合いだったし信用していました。


ところが実際にはリリースしたのは夜２０時ごろでしかも元の自宅ではなく、毎日遊びに行くという仲間の家の近くに遺棄したのです。

電話で「ごはん食べに来てますか？」の私の質問に弱い声で「うん」と言って話をそらしたのです。おかしいと感じました。
夜に自宅に行って高齢のお母さんから事実を聞き、直ぐに本人を呼んで捨てた場所を案内させました。


近所からも猫たちが迷惑がられていてやむに止まれぬ選択だったと言います。
この知り合いの家の向かいは庭で外の猫にご飯をあげているそうです。
そこに来ることを見越していた？


拙速に事を進めてしまったこと、念には念を入れてＴＮＲの説明をすること、これが足りなかったのだと猛省しています。
捕獲器を持って行った時「今は法律が厳しいから捨てたらいけないんだよなあ」と言われました。罰則が厳しくなったこと、手術をすれば一代限りの命だから見守ってほしいという話をしたのですが、相手の胸には響かなかったのですね。



何よりも手術後十何時間も捕獲器に入れられて見知らぬ地で空腹と渇きと不安とでどれだけ辛い思いをさせてしまったのかと思うと胸が張り裂ける思いでいます。

自責と後悔と猫たちが気の毒で心配でたまらない１週間でした。
ブログの更新もできませんでした。


３匹の写真入りチラシを作り先ほど戸別に配布しながら聞き込みと情報提供をお願いしてきました。
猫好きそうな表札のお宅も数件あり、実際に４匹の猫にも会いました。
耳カットされているので見分けは付きやすいから情報来るかなと期待しています。


そして未手術の猫たちが多そうでもあるので、遺棄された３匹の捜索方々そういう子たちも捕獲して手術してしまおうかと思います。


忙しいこと、時間がないことと今回起きてしまったことは別問題だと考えています。
自分の中できちんと明確に進めていかなければ、二度とこんな不幸なことを起こさないようにしなければと痛切に思います。





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