今年は大人の猫の保護が相次ぎ、家猫修行中の様子も個性豊かでいろいろと考えさせられます。
年齢不詳、成育歴も病歴も何もかもがわからない大人猫。
それでも保護してしまうのは、その子が体調が悪いとか、そこでは生きていけないとか理由があることが多いです。
生まれ育った場所で野良ちゃんとして生きていくのか、過去を捨てておうちの子として生まれ変わって生きていくのか。
どちらがその子にとって幸せなのかは本人も含めて誰もわからないですね。
それを考えると禅問答になってしまうので、とにかく保護した以上はどうやってその子に幸せになってもらうか、より良い方との出会いからご縁をつなげていくことを考えるしかありません。




一足お先に家猫修行を卒業してトライアル中のノワール君。

なにしろ素敵なお部屋なんです。
アンティーク家具や雑貨がセンス良く配置されて、外国の猫といった感じのノワール君。
すっかりなじんでいます。すごいです。








２月８日保護のマニ君。

もうすっかりおうち猫です。
お鼻ツンまでしかできませんが、何よりも安心して暮らしてくれていることがうれしいです。
保護猫部屋に先にいた京香ちゃんにも従順で、新しい保護猫ノワールにも寛容。
気の強いペギーちゃんもにも様子見で落ち着いています。

ペギーちゃんと場所が重ならないように配慮できる良い子です。





ペギーちゃんはサッシに手をかけて開けようとします。
まだお外生活が記憶にあるんですね。

ブラッシングは大好きでゴロゴロ言いながら体の向きも変えてくれます（笑）

今朝はじめて膝に入りかかって甘えてくれました
距離が縮まった感じがします。
大人猫の魅力はここですね。誰にでもなつく子猫と違って大人猫は観察しています。
そして凍てついた気持ちが少しづつ解けて甘えてくる、たまりません。
しかしリビング側との境の網戸を開けたりと脱走の危険が大きい子です。
あまり外に出たがるようならば早く決断してリリースしなくてはと思います。
幸い保護場所にはエサやりさんが多いとのこと。それでもリリースは悩むところです。





保護から４日目のルイ君は

初日からご飯を完食しこんなに近くでも香箱座りをしています。
でもね、まだお外に出たい！この狭いところから出して！と日夜号泣タイムがあるんです( ；∀；)
これは時間と声かけ愛情しか解決方法はないですね。





さて面白いくらいによく遊びいたづらばかりの三毛姉妹のみまみう。

みまちゃんは今週末トライアルに行きます。
好奇心旺盛で食いしん坊さんなのできっとすぐになれると思います。
幸せになあれ！！




時にはこっちが泣きたいよ！！　　というときもあります。
でもこの子たちと刻む時は私にとって本当に有意義で、私が救われているのかもしれないと思うこの頃です。
何よりも大人猫を理解して受け入れてくださる素敵な方々と出会えること、うれしく思います。



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