５月初めにＴＮＲ，保護をした某現場。
川沿いには何十匹もいるという聞き込み情報があり、確認のため現地を訪問しました。


どの場所で何匹くらい集まるのか把握しないと捕獲準備もできません。
朝晩を狙ってエサやりさんを見つけて聞き出すしかありません。


夜は次男の家のゆうくんとはらぼうの診察に行ってきました。



はらぼうの３回目の注射はホルモン治療で貧血を改善するためのものです。
来週採血して検査をして改善するようであれば、この治療が続きます。

ゆうくんは重度の鼻炎と口内炎で２か月ぶりの抗生物質とステロイドの注射です。

去年川口で保護してきたゆうくんはチーちゃんの兄妹です。



甘ったれでこんなとろけそうになって次男の膝の上で眠るそうです。
可愛い♥



保護できなかったらお星さまになっていたかもしれない二人。
幸せになあれ！！



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４月１日（推定）生まれのこの子は、ママ猫が引っ越し最中に保護されました。


暮らしていた空き家の解体工事で、慌てて引っ越したようです。
そして３日後、屋根の上から転がり落ちてきた兄妹猫も同じママさんが引っ越し途中だったようです。

合流して乳飲み子育てのプロ、Ｎさんが大切に育ててくださいました。



もう生後４０日となりました。



こんなに立派に育ちました。
すごいです。可愛いです❤


そろそろ里親様を募集していきたいと思います。
詳細はまたご案内いたします。



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１８年ほど前に猫を１匹譲渡しました。Ｎさんという方です。
その頃の私は小学生、中学生の息子３人いて今と変わらずフルタイム勤務。
猫の保護やＴＮＲ、里親探しは年に数匹程度でした。

７匹の子猫を保護して親猫はＴＮＲし里親探しをしていましたが、当時はSNS等もなく動物病院への張り紙などが主流でした。


その張り紙を見たＮさんから連絡がありお届けに行きました。
部屋には通してもらえず、玄関ホールからは数匹の猫たちが見えました。
多弁でパワフル、でも猫が大好きだというそんなＮさんに譲渡してしまいました。
今ほど書類も審査も厳密でなくあいまいな譲渡でした。


その後他のベテランボラさんからその人が危険人物であることを聞きました。
勤め先に住みついていた子猫が捨てられたから探してきて！とか
息子の家で子猫が生まれて可愛いから産ませたいとか。
こちらから譲渡された男の子は去勢したくない→話が違うと文句を言うとパルボで死んでしまったと言い逃れ。


山奥に住んでいておいそれと行ける距離でもなくこの方に翻弄されて疲れ果てそれ以上の接触はやめてしまいました。



そして去年、保健所の担当者から相談に乗ってほしい案件があると聞き面談しました。
まぎれもなくあのＮさんでした。
自宅には十何匹猫がいて、息子さんと同居が決まりどうにかしたいという相談でした。
面談の後やはり手放したくないと言い出しました。

仕事が終わって猫仕事も済ませてから夜１９時半にその家まで保健所の職員さんと訪問しました。
人が住んでいるとは思えない悪臭と荒れ果てた室内。
痩せこけて健康に見えない猫たちがたくさんいる悲惨な現場でした。



センターには出したくないとごねるのでせめて体調のいい子は里親さんを見つけてあげよう、そのほうが猫にとっても幸せだからと説得し、４匹の子たちのご縁をつなぎ幸せに過ごしている写真を見せては更なる譲渡を促しました。


譲渡した猫たちが申請とは異なりワクチンを打っていなかったり年齢詐称？のようなこともあり
私はこれ以上関わることに疲弊していました。



そして昨年末ごろＮさんが亡くなったと昨日聞きました。
自宅で倒れているところを別居のお嫁さんが見つけて救急搬送。
残された猫たちの生命確保のためお嫁さんから連絡を受けた保健所の職員さんが猫の所有権放棄をＮさんに迫ったそうです。
でも聞き入れずようやく書類にサインしたのは亡くなる数日前。
その間２匹の子たちが室内で死に絶えていたそうです。


猫の個体認識もできないくらいの状況で何十年も猫たちにまともな生活をさせてあげられなかったＮさん。「猫が好き」「手放すのはかわいそう」という恐ろしく利己的で現実が見えていなかったということに何ともやるせない思いでいます。





サビちゃん、チビちゃんはその現場からご縁がつながり巣立った子です。
ほかの子たちの分まで幸せになりました。
里親になってくださったＭさまも亡くなった子たちのことを思い胸を痛めていらっしゃいます。


残りの子たちはセンターに行ったりたんぽぽの里さんで引き取ってくださったそうです。
どうか生き残った子たちもこれから幸せになれますように！



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五月三日に病院から手術を終えてきたこの子たち。



レイナちゃんにミーヤちゃん。
ゲージを覆う布を外してほかの子たちの様子を見えるようにしました。

私にまとわりつくげんちゃんにのどをゴロゴロならすごんを眺めて少しは人間は怖くないとわかってくれたらいいなと、仲良しぶりを見せびらかしています（笑）



ロックくんは遊ぶ余裕を見せています。
男の子のほうが馴れるの早いですね！


みんなと並んでご飯を食べたりもう５年もそうしていますみたいなまるくんは

もうすっかり馴染んでいます。


ちょっと激しくてまだみんにゃとは遊べませんが、のんは結構新入りさんのお世話してくれます。




みんにゃは２階の廊下に避難していました。
少しづつ学んでいくからもう少し辛抱してね、みんにゃ。




みかちゃん、ご飯待ちの姿です。
少し鳴くようになってきました。
忙しくてコミュニケーションをとる時間もなく、ご飯時だけ声をかけています。
撫でるのはまだまだ。
でも可愛らしくなってきてうれしいです。



実はまる君にお見合いのお話がありました。
レイナちゃんにお申込みのあった方でしたが、レイナちゃんがまだ人馴れしていない旨を伝えて
まる君を勧めました。
写真を見られて気に入ってくださり譲渡会に会いに来ていただくことになりました。
しかしエイズのことを考えると踏み切れないとお断りがありました。
なるべく健康な子を、と望むのは当たり前のことだと思います。

エイズ陽性とはいえ発症しないで寿命を全うする子が多いと聞きます。
現在健康優良児のまるくん。
ちょっとやりきれない気がしますがご縁がなかったとして、前向きにもっと良いご縁を待ちましょう。



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１０日間あったお休みは、保護猫資金集めのバザーや


正式譲渡手続きでの里親様宅訪問４件、田園地帯での１１匹の捕獲、手術、リリース（保護は４匹）、保護猫のゲージの組み立て、分解、はらぼうの診察、

親をドライブや

買い物や美容院に連れて行ったり、庭仕事や外壁のコーキングうち替え、たまった書類の整理などあわただしくやることがいっぱいでした。

衣替えや日除けの取り付け、中掃除などやりきれませんでした( ；∀；)


５月２日の捕獲で保護した

レイナちゃん

ミーヤちゃん、まだ目が泳いでいますね。
しっかり食べてトイレも粗相なしです。
検便してもらったら鉤虫がいました。
ブロードラインからまだ数日なので追加でもう数週間後にやるようですね。

ロックくん、驚くほどよく食べます。
撫でさせてくれて体のゴツゴツ痩せなのが気になります。
整腸剤を出してもらったのでこれを服用しながら栄養をつけましょう。

預かっていただいている

この子はソナタ君と命名。


３日にこの子たちのパパママ３匹と、麦わら柄の子とレイナちゃんとミーヤちゃんの姉妹の子もリリースしました。
ためらいもありました。
でもゲージの中でブルブル震えてしまって、こういう子の家猫生活はどうなのだろうか？考えてしまいました。

その後夜間に少し離れた場所で捕獲。
１歳位のこが３匹いるそうなのですが、警戒して入らず。
代わりに首輪をつけた白黒の男の子、背中に噛まれた傷がありました。
汚れた首輪は現在この子が飼い猫なのかどうか判断が付きません。
そして別の女の子を避妊去勢して翌日リリースしました。



リリースはいつもながら本当に胸が痛みます。
ミーヤちゃんたちのママは出産後でした。現在１か月くらいの子猫がいるはずです。
首輪の子と一緒に捕獲した女の子も子育て中でした。


一目散に子猫のいる小屋に戻っていったママ猫さん、子猫たちお腹すかせていたよね。ごめんね。


田園地帯のこのエリア、ご飯をあげても避妊去勢はせず余計なことをするなとエサやりさんに言い放つ輩もいたそうです。
みんな痩せています。満足に食べているのかどうかわかりません。

田植えが始まれば用水路に水が勢いよく流れ、子猫たちも流されしまうこともあるそうです。
これから子猫たちもよちよち出てくることでしょう。
車やカラス、用水路と危険はいっぱいです。


そして川の近くには２０匹とも５０匹とも言われている猫たちがいるそうなのです。
いろんな人がご飯を持ってきて食べさせているそうです。
ここもまた子猫がたくさん生まれていることでしょう。



もはや個人で動ける状況でもなく、行政に相談してやっていくしかありません。
でも行政が関わったとしても結局動くのは私たちボラ。
出来ることにも限界があります。


頭を抱えていても仕方ないので、尽力しましょう。





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