今週は怒涛の忙しさ。
火曜から、仕事を終え２軒の家の猫仕事を済ませてから遺棄された３匹の照合に現場に行ったり
脱走した子のお宅に捕獲器を届けに行ったり、今日はごんをようやく病院に連れていけて
口内炎の注射を打つことが出来ました。

月に一回の注射ですが、口が痛くなってくると２階の納戸に引きこもって朝晩２回しか出てきません。
これでしばらくは痛くないかな？
ステロイドの副作用が心配ではありますが、あの口内の真っ赤な腫れを見てしまうと
今が痛く無くて食べることが出来ればそれでいいと思わずにはいられません。




２８日に入院した幼い兄妹（幸ちゃん、福くん）も退院できました。









知り合いの依頼で保護した子猫６匹（いおり、あん、いつき、つぐみ、幸、福）とご飯を食べに来る３匹の親猫たちの避妊去勢手術に関わりました。
親猫たち３匹の捕獲は、土曜が雨で日曜に捕獲。月曜にお迎え、元の場所にリリースという段取りでしたが月曜は私が仕事で、仕事上のその知り合いのえさやりが病院に迎えに行ってリリースするよということでお任せしてしまいました。


ところが違う場所（自分が毎日遊びに行く友達の家の近くで、近所の猫にご飯をあげている人が住んでいる場所）に手術済の３匹を遺棄したのです。







まさか私が確認にあの県堺に近い山奥まで又来るとは思わなかったのでしょう。
ちゃんと元の場所にリリースしたと言っておけばばれないだろうと。

でも電話での「リリースした子たち、ご飯食べに来ていますか？」の質問の返答が弱弱しく
血の気が引きました。嘘ではないかと感じたのです。

仕事を終えてからそこまで車を走らせました。
高齢のお母さんが他の場所に置いてきたと悪びれもせずに息子から聞いたと話しました。


そこから本人を呼んで遺棄した場所に連れて行かせて確認。
で、間に入った仕事関係者とトラブルが発生し（警察に通報すると私が言ったので、それは困る、自分を通報する人とは仕事はできないと）。
結局その仲介者も仕事がないと困るので社長にすり寄ってそれは落着しました。
心を無にして仕事をしています。



休みの度に遺棄された現場にチラシを配り、電柱にポスターを１８枚掲示し情報を集めました。
そして遺棄した場所から１００ｍくらい離れたお宅から電話をいただき、似たような子が１匹いるよと教えていただきました。


なんと、こんなことってあるんですね！
３匹一緒にそのお宅でご飯をもらっていました。
耳カットされていて色柄も似ています。
２度見に行きましたが、私は会えずでしたが間違いないと思います。


最初飼っているわんちゃんのご飯をあげてくださっていました。
お話を聞いてから猫ご飯を持っていきお願いしました。


さて、これからその子たちをお迎えするにあたり、場所を確保しなければなりません。
元のあの場所には戻せません。
それにはしばらく時間を要します。
そして捕獲器で捕まって見知らぬ場所に遺棄されたあの子たちにとっても、再び捕獲器で捕獲されることは恐怖でしかないと思います。


記憶が少しづつ薄れる頃（３～４週くらい？）連れて帰りたいと思います。
絶対にこの場所から遠くに行かないよう、胃袋わしづかみ作戦で美味しい差し入れをまめに届けましょう。

奇跡のようなお話です。
人とも思えぬ冷徹な人間によって遺棄されてしまったのですが、心優しい方によって救われました。人って色々ですね。




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