３腹で子猫が８匹いたというほぼ崩壊現場。
近隣の人の、車に猫が乗って傷をつけられているという苦情から行政が視察し、ボランティアも視察したところで私に子猫預かりの依頼が来ました。

８匹の子猫のうち６匹はその苦情した男が連れて行ったそうです。
欲しい人がいるからと。車の修理代を支払えと数回来た挙句のこと。

それが誰なのかはその家の人も近所の誰かとしかわからず、苦情した人の個人情報は行政は一切明かしません。
ならばその子たちがどうなったのかを確認してほしいと懇願するも、そこまでの介入はできないと。
腹立つ。６匹の子猫の命ってそんなに軽いのか？
事なかれ主義でマニュアル以外のことなど関わろうともしない。


まあ行政が「連れて行った６匹の子猫どうなりました？」と聞いたところで
「ああ、全部欲しい人が見つかってもう居ませんよ」　　でおしまいだろうけど。


この男が本当に連れ去ってから２週間で里親探しをして子猫たちがそれぞれ幸せに巣立ったのか、車を傷つけられた事の腹いせに捨てたのか殺したのかわかりません。
想像で物を言ってはいけないのですが、最悪のことしか頭に浮かびません。

人を呪わば穴二つ・・・そうかもしれませんが呪わずにはいられないです。



一人ぼっちで夜を過ごした昨日保護したこの子。
目が開ききっていません。


もう一匹のことが心配でキャリーと洗濯ネット持って昼休みに崩壊の家に行きました。
ほどなく捕まったと連絡があって引き取ってきました。
６匹の子猫が居なくなってから、別の母猫が庭で暮らしていたこの２匹を家の中に運んできたそうです。


部屋の中にいたら６匹と同じような目にあっていたでしょう。
幸運な子たちです。

仕事が終わってから病院に連れて行きました。
昨日保護したのは７００ｇの男の子。
今日保護したのは８４０ｇの女の子。
後ろが男の子です。


目の腫れが酷くて軟膏タイプの薬をいただきました。
ビブラマイシンのシロップも出るはずが渡されないまま帰宅してないことに気づきました。軟膏の袋に入っていると思っていたのに。





２匹一緒にゲージに入りました。
ゆっくり休んで元気になろうね。

色々なことがあって時間があっという間に過ぎた一日でした。
構ってほしい子たちがたくさんいるのに、向き合ったりする時間がなさすぎです。
飼い主が入院するので引き取った１０か月の子たちは寂しくて暴れています。

本末転倒になってしまう。この辺りで猫の保護も限界です。
これから先の保護依頼が怖いです。
ぜひ預かりという形でお手伝いいただけないでしょうか。





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