昨夜保護依頼の連絡がボラさんからあり、３腹８匹の子猫がいると聞きました。
ところが今日現地を見に行くと６匹の子猫は近所の人に渡したとのこと。
隣の駐車場に止めた車に傷がつき修理代を請求に来た男性が、子猫を欲しい人がいるからと捕まえられた６匹を連れて行ったのだとか。

既に２週間近く前のこと。

その隣のマンションは単身者向け？管理会社の表示もなくその人物が誰なのか、子猫たちがその後どうなったのか全く分かっていません。

今回の案件は役所への苦情が発端です。
苦情を出した人物の連絡先は「個人情報」という法に守られ教えてもらえません。
捨てられたのか殺されたのか、かいがいしく育ててくれているのか？
せめてその最後のもしかしたらに賭けたい気持ちではあるものの、そんな奇特な人がいるのだろうか。


大人猫５匹は避妊去勢を済ませて今日リリースだそうですが、残り２匹の子猫は１匹が捕まったもののまだ１匹は見つかっていません。

認知症の妻にご主人。７０代だそうですが日々暮らすのがやっとという印象を受けました。
猫どころではないけれど家の中には猫が５匹、出入りしているのです。




７００ｇの男の子。
捕まらなかった君は運がいいのだね。
一人で寂しいのかピ～ピ～鳴いています。


大家族からのいきなりの独りぼっちだものね。
６匹の生存を信じよう。でないとやりきれないよね。




そしてこの子の引き取りと一緒に連れて来たこの子。

別の現場で捕獲された子です。
３歳くらいの男の子。
半長毛さんでおとなしい子です。
パッと見女の子のようです。


リリースする前に「この子どうかしら？」とボラさんに尋ねられて、引き受けてしまいました。


６匹の子猫のことがあり、胸が苦しくなってしまいました。
リリースして苦労させるより、家猫として幸せになってほしい。
せめてもの願いです。



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